タイ・パタヤ市警が、クウェート人観光客グループから交通違反を理由に不正な現金を徴収した疑いを受け、警察官3人を内勤へ一時配置転換したと報じられました。
何が起きたか
Bangkok Postなどの報道によると、パタヤをたびたび訪れているというクウェート人の観光客グループが、バイクでの交通違反を認めた上で、同じ3人の警察官が繰り返し取り締まりに現れ、1回あたり2,500〜5,000バーツ程度の現金を、警察署ではなく人目の少ない場所で徴収したと訴えています。銀行振込は拒否され、店の伝票のような非公式の領収書が渡され、追加で500バーツを求められたケースもあったといいます。この領収書を他の警察官に見せたところ偽物だと言われ、再び取り締まりを受けたとも説明しています。観光客側は録画映像や領収書のコピーを報道機関に提供しました。
対応
7月15日、パタヤ市警は上級警察官による調査委員会の設置と、対象の警察官3人の内勤への一時配置転換を明らかにしました。不正が確認された場合、懲戒処分および刑事手続きに進むとされています。本件は現時点で調査段階であり、対象の警察官の関与や責任が確定したわけではありません。
取り締まりを受けたときに知っておきたいこと
タイで交通違反の取り締まりを受けた場合は、違反内容と金額、正式な交通違反切符に記載された支払い方法を確認し、正式な領収書を受け取ってください。人目のない場所で現金だけを求められるなど不審な点がある場合は、警察署またはツーリストポリス(1155、日本語を含む多言語対応)へ確認できます。
情報源
- Bangkok Post「Pattaya police sidelined over 'private' fines of Kuwaiti bikers」
- The Pattaya News「Kuwaiti Tourists Allege Extortion by Pattaya Police Over Traffic Fines, Sparking Investigation and Officer Transfers」
- Tourist Police Thailand「TOURIST POLICE I LERT U application and 1155 hotline」
https://www.touristpolice.go.th/post/commandernews2025123101