プーケット県警は、AIを使った監視網「プーケット・アイズ(Phuket Eyes)」の整備が進み、2026年7月に全面稼働したと報告しました。島内の治安対策に加え、交通違反の検知や事故対応などにも使う仕組みです。
何が起きたか
Bangkok Postが8月29日に報じた県警の説明によると、第1段階では既存のカメラ233基にAI対応カメラ503基を追加し、プーケットの3地区と11警察署をカバーする計736基のネットワークを構築しました。第1段階の費用は9,874万バーツとされています。
新設された503基は、固定カメラ389基、顔認証カメラ68基、旋回式カメラ30基、ナンバープレート認識カメラ16基で構成されています。県警の指令センターと各警察署の拠点を結び、対象となる人物や車両を追跡できると説明されています。
治安・交通対策での使われ方
報道によると、ネットワークはプーケット県内の逮捕状情報や全国の捜査情報と連携し、対象となる人物や車両を検知した場合に警察へ通知する仕組みです。パトンビーチでは、赤旗が出ている時間帯に海へ入る人を検知する安全対策にも使われています。
交通面では、違反の検知や取り締まりに活用できるとされています。プーケットで車やバイクを運転する在住者・旅行者は、ナンバープレート認識などを使った監視・取り締まりが広がっていることを踏まえ、免許やヘルメットを含む通常の交通ルールを守る必要があります。
今後の拡張
県警は、対象地域を広げる第2段階として、1億バーツを超える追加計画を提案しています。2026年4月には、別の地元報道でカメラ網を1,200基超へ広げる構想も伝えられました。ただし、8月29日時点の報道では、第2段階の実施時期や最終的な台数は確定情報として示されていません。
情報源
- Bangkok Post「'Phuket Eyes' to keep cars in check」
https://www.bangkokpost.com/thailand/general/3309990/phuket-eyes-to-keep-cars-in-check
- The Phuket News「'Phuket Eye' rollout to lead Songkran safety campaign」
https://www.thephuketnews.com/phuket-eye-rollout-to-lead-songkran-safety-campaign-99782.php
- 画像: Mattes / Wikimedia Commons(パブリックドメイン)
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Thai_Police_officer_road_traffic_law_enforcement.JPG