プーケット国際空港では、利用旅客の増加に伴う入出国手続き(イミグレーション)の混雑緩和と迅速化を図るため、自動化ゲートの本格導入が進められています。
2026年6月13日より、これまでに発表されていた国際線出発エリアに加え、国際線到着(入国)エリアにおいても自動パスポート管理ゲート(Automatic Border Control: ABC)の運用が開始されました。
プーケット空港を利用する在留邦人や旅行者の方向けに、出発・到着時の自動ゲート利用に関する最新情報と注意点をまとめました。
何が起きたか
Bangkok Postが2026年6月14日に報じたところによると、プーケット国際空港の国際線到着エリアでは、6月13日に最初の自動パスポートゲート10台が稼働しました。国際線出発エリアでも、TATなどが事前に案内していた自動ゲートの運用開始日を迎えています。
空港側の計画では、イミグレーション手続きの効率化を進めるため、到着エリアの自動ゲート数を初期導入の10台から最終的に21台へとほぼ倍増させる予定です。これに伴い、従来の有人イミグレーション窓口は現在の24箇所から16箇所へと削減される計画が示されています。
到着エリアに導入された自動ゲートは、ICチップが内蔵された有効なパスポート(e-Passport)の所持者を対象としており、手続きの迅速な処理が期待されています。
在住者・長期滞在者への影響
プーケット空港から国際線を利用して一時帰国や旅行で出国する際、および海外からプーケットへ戻る際の双方で、イミグレーションの待ち時間短縮が期待されます。ただし、到着エリアの改善工事は7月9日まで続くと案内されており、自動ゲートの増設時期もまだ示されていません。運用初期は現場の案内に従う必要があります。
確認すべきこと
自動ゲートを利用するにあたり、事前に確認・留意すべき事項です。
- ICパスポート(e-Passport)の確認: 出発・到着ともに、自動ゲートの利用にはICチップが埋め込まれた有効なパスポートが必要です。出発用ゲートについては、パスポートの残存有効期間が6か月(180日)以上必要と案内されています。
- 出発用ゲートと到着用ゲートの利用条件の違い: 出発(出国)用の自動ゲートにおいては、「身長120cm以上」「120cmを超える高さの荷物の持ち込み不可」「妊娠中の方は有人カウンターを利用」といった明確な制限ルールが公式に案内されています。しかし、到着(入国)用の自動ゲートにおける同様の制限条件(身長や妊娠等の制約)については、現時点で空港当局からの詳細な一次情報が確認されていません。 お子様連れや車椅子の方、その他自動ゲートの通過に不安がある方は、到着時の現場の案内表示や出入国管理スタッフの指示に従って有人レーンを選択してください。
今日または今週すること
- 入国・出国時の準備動作の確認: 自動ゲートをスムーズに通過するため、パスポートカバーはあらかじめ外しておき、ゲート進入時は帽子、マスク、サングラスなどを外し、顔認証カメラが認識しやすい状態を準備してください。
- 現場の係員指示と時間の余裕: 有人窓口の削減と自動ゲートの新規導入に伴い、運用の初期段階では有人レーンの混雑状況やスタッフの配置に変動が予想されます。フライトのチェックイン後は、通常よりも余裕を持ってイミグレーションへ進むようにしてください。
情報源
- Bangkok Postによるプーケット空港到着エリアへの自動ゲート導入報道: https://www.bangkokpost.com/thailand/general/3270654/phuket-airport-opens-arrivals-autogate-service
- タイ国政府観光庁(TAT)によるプーケット空港アップデート情報: https://www.tatnews.org/2026/06/phuket-international-airport-updates-immigration-services-with-automated-passport-channels/
- タイ政府公式ポータル(Thailand.go.th)による詳細告知: https://www.thailand.go.th/public/event-detail/phuket-airport-to-launch-automated-passport-control-channels-on-13-june-2026