タイ商務省は、対象料理を1皿40バーツ程度で提供する案の閣議提出を見送り、内容を再検討します。飲食店経営者やエコノミスト、野党議員、消費者から賛否の声が出ていました。
何が起きたか
商務省は当初、参加店が対象料理を手頃な価格で提供する「Khao Kaeng Thai Chuay Thai(タイ式ぶっかけご飯でタイを助ける)」計画を、全国約10万店の参加を見込んで内閣へ提出する方針でした。しかし、計画は内閣の議題に上る前に見送られました。スパジー・スタムパン(Suphajee Suthumpun)副首相兼商務相はSNSで、賛否双方の意見を受け止めて見直すとの趣旨を説明しています。Bangkok Postによると、40バーツは協議で示した例で、価格はまだ決まっていません。
提出見送りの背景
既に40バーツ以下の料理が広く提供されているとの批判があり、野党のシリカンヤー・タンサクン議員も計画の効果に疑問を呈したと報じられています。飲食店経営者やエコノミストからも、実施効果や市場への影響をめぐる懐疑的な意見が出ました。
今後の見通し
商務省は価格設定と支援の仕組みを見直す方針ですが、再提出の時期は明らかにされていません。現時点で制度は始まっておらず、消費者向けの利用手続きや参加店一覧、店舗向けの申請方法も公表されていません。以前に報じられた7月末までの開始見通しはいったん保留となり、今後の商務省の正式発表を待つ必要があります。
情報源
- Thai Examiner「Setback for government as 40 baht meal deal pulled from cabinet amid a barrage of hostile feedback to the scheme」
- Bangkok Post「B40-meal plan on hold after public backlash」
https://www.bangkokpost.com/thailand/general/3285800/b40meal-plan-on-hold-after-public-backlash
- Thai PBS「“ศุภจี”ยอมถอย ข้าวราดแกง 40 บาท น้อมรับกระแส เห็นด้วย-ไม่เห็นด้วย พร้อมทบทวน」