タイ運輸省は、タイ中国高速鉄道のノンカイ延伸区間について、2026年末までに8つの土木工事を入札する計画を示しました。現在建設中のバンコク―ナコンラチャシマ区間は、工事進捗が55%と報告されています。
何が起きたか
Bangkok Postによると、運輸省は7月30日、タイ中国鉄道協力計画の執行委員会を開き、第1期と第2期の進捗を確認しました。
第1期のバンコク―ナコンラチャシマ区間は約250キロで、工事進捗は55%です。運輸省は2030年の開業を目標にしていますが、当局内には日程が厳しいとの見方もあります。
第2期はナコンラチャシマからノンカイまでの約357キロで、5駅を設ける計画です。投資額は約3,410億バーツと見積もられています。運輸省は入札条件書と予定価格を作成し、用地取得も進めています。8つの土木工事を2026年12月までに入札し、2027年に着工、2031年に完成させる計画です。
生活・物流への影響
全線が完成すれば、バンコクと東北部の主要都市、国境物流拠点のノンカイが高速鉄道で結ばれます。政府はラオス、中国の鉄道網との接続も視野に入れており、旅客移動に加えて国境を越える物流や沿線開発への波及を見込んでいます。
今後の見通し
第1期では未契約の工区や、別の高速鉄道計画と線路を共用するバンスー―ドンムアン区間などに遅れがあります。2030年と2031年の開業目標は確定日ではありません。今後は8工区の入札公告と契約締結、用地取得の進捗が焦点になります。
情報源
- Bangkok Post「Transport Ministry speeds up high-speed rail work」