タイ防災減災局(DDPM)が、8月29日から9月2日にかけて国内51県で鉄砲水や急な増水、土砂の流出への警戒を呼びかけています。タイ気象局(TMD)も30日朝の警報第8号で、上部タイを中心に9月2日まで激しい雨から非常に激しい雨が降る可能性があると発表しました。
何が起きたか
DDPMは8月29日から9月2日にかけて、北部・東北部・中部・南部の51県に対し、鉄砲水、山からの急な出水、低地の冠水に注意するよう呼びかけました。南部ではチュムポーン、スラートターニー、ラノーン、パンガー、プーケット、クラビーが対象です。
一方、TMDの警報第8号は8月30日から9月2日を対象とし、モンスーンの谷、ベトナム北部沿岸とトンキン湾の低気圧、アンダマン海・タイ・タイ湾を覆う強めの南西モンスーンにより、上部タイを中心に雨が増えるとしています。特に激しい雨が予想される重点地域は、北部と中部の西側、東北部の上部・東側、東部です。DDPMの51県の監視範囲と、TMDの重点地域は同じ区分ではありません。
想定される影響
低地や山沿い、河川周辺では、鉄砲水や急な増水、堤防からの越水のおそれがあります。都市部でも、ソイの奥や低地、アンダーパスなど水がたまりやすい場所では、通勤・通学時間帯の冠水や交通の遅れが起きる可能性があります。山間部や河川近くに滞在する場合は、地元当局からの避難情報や増水状況を確認する必要があります。
大雨時の移動と確認先
冠水した道路には車やバイクで進入せず、低地や河川沿いでは家財や車を高い場所へ移し、浸水時の感電にも注意してください。高齢者や移動に支援が必要な人がいる場合は、早めに避難手段を確認し、Cell Broadcastや現地当局の案内に従ってください。
最新情報はTMD公式サイト(www.tmd.go.th)、TMDホットライン(0-2399-4012〜13、1182)、DDPMの24時間ホットライン1784、アプリ「THAI DISASTER ALERT」、LINE公式アカウント「@1784DDPM」で確認できます。警戒内容は更新される可能性があるため、該当地域に滞在・移動する予定がある場合は出発前に最新の警報を確認してください。
情報源
- タイ政府広報(DDPM発表)「51県に8月29日〜9月2日の水害監視を通知」
- タイ気象局「Heavy to Very Heavy Rain in upper Thailand No.8 (175/2026)」
https://www.tmd.go.th/en/warning-and-events/warning-storm
- Nation Thailand「TMD issues alert for heavy rain and flash flood risk in upper Thailand」
https://www.nationthailand.com/news/general/40070292
- Khaosod English「DDPM warns 51 provinces of floods from Aug 29 to Sep 2」