タイへ入国する外国人旅行者から徴収が検討されている「観光料」について、航空会社経由での徴収は難しいとの見方が航空業界側から示されました。導入時期や徴収方法は引き続き調整中です。
何が起きたか
Bangkok Postの報道によると、少なくとも300バーツとされる観光料を航空券に上乗せして徴収する案について、航空業界団体は、各航空会社の予約・精算システムの制約から実施が難しいとの見解を示しました。2025年5月1日から運用されているタイ・デジタル入国カード(TDAC)を徴収に活用する案も航空業界側から示されましたが、政府が採用を決定したわけではありません。徴収開始時期と最終的な方法は未定です。
在住者・旅行者への影響
現時点で徴収開始は発表されていません。外国人旅行者向けの制度とされていますが、在住外国人の再入国を含む具体的な対象・免除は今回の報道では確認できません。日本から家族や知人が来タイする場合も、今の段階で追加費用を支払う必要はなく、開始日、支払い方法、対象者が正式に発表された後に確認すれば足ります。
今後の見通し
今後の焦点は、航空券への上乗せ以外の徴収方法を政府が採用するか、在住外国人の再入国を含む対象者と免除範囲をどう定めるかです。観光料の開始は発表されていませんが、現在の入国手続きとしてTDACの登録は引き続き必要です。
観光料の金額・徴収方法・開始時期は、いずれも今後の公式発表で変更・確定される可能性があります。渡航前には必ず公式の最新案内をご確認ください。
情報源
- Bangkok Post「Planned tourism fee hits another snag」: https://www.bangkokpost.com/business/general/3283175/planned-tourism-fee-hits-a-snag-in-implementation
- タイ入国管理局 TDAC公式サイト: https://tdac.immigration.go.th/arrival-card/
- タイ国政府観光庁「タイデジタル到着カード(TDAC)導入」: https://www.thailandtravel.or.jp/news/147788/