タイ水資源局は8月3日、ヤラー県ムアン郡で8月5日に予定していた洪水対策用貯留計画の公聴会を中止しました。新しい開催日は報じられていません。
公聴会の中止と計画概要
Bangkok Postは、タイ水資源局(Water Resource Department)がヤラー市の洪水対策として、ヤラー県ラマン郡とパッタニー県トゥンヤーンデーン郡にまたがる約1万5000ライ(約2400ヘクタール)を使い、洪水時の水を一時的に貯留する計画だと報じています。公聴会では、住民や関係団体、行政機関から意見を聴く予定でした。
住民側が求めていること
約150人の住民、人権擁護者、環境活動家、研究者、市民ネットワークの関係者が、農業、淡水漁業、家畜飼育と生態系への影響を理由に、政府へ計画の見直しを求める声明に署名しました。
プルーラーンクワーイはサイブリー川流域の重要な湿地です。南部国境県行政センター(SBPAC)は2026年3月、同地をラムサール条約登録湿地にするための準備を進めると発表しています。現時点で登録済みとは確認できません。
現地で確認すること
今回の報道は洪水警報ではありません。計画区域の土地利用者や周辺住民は、水資源局とヤラー、パッタニー両県が発表する公聴会の新日程、対象範囲、環境調査の資料を確認してください。
情報源
- Bangkok Post「Protests force pause in Yala flood retention plan」
- 南部国境県行政センター(SBPAC)「プルーラーンクワーイをRamsar Siteへ」