タイで、約900万人分の個人情報を盗んだとされる疑いで9人が逮捕されたと報じられました。盗まれたとされるデータが職業や属性ごとに分類されていたとされる点に注目し、在住者が「狙い撃ち型」の詐欺や身分証の悪用から身を守るための確認点を整理します。

何が起きたか

Bangkok Postが2026年6月24日に報じたところによると、約900万人分の個人情報(ID情報)を盗んだとされる疑いで、月曜日に9人が逮捕されました。報道では、盗まれたとされるデータが「医師」「富裕層」「退職者」「教員」などのカテゴリーに分類されていたとされています。データの真偽、正確な件数や出どころ、誰の情報が含まれるかは確定していません。日本人を含む外国人や在住者の情報が含まれるかどうかも、確認されていません。

在住者・旅行者への影響

個人情報が職業・資産・年齢などの属性ごとに分類されると、詐欺グループはその人に合わせた「狙い撃ち型」の勧誘をしやすくなります。たとえば、病院・銀行・役所などをかたり、相手があらかじめ知っている情報を使って信用させる手口です。今回の件で自分の情報が関係しているとは限りませんが、一般的な教訓として、「相手が自分の名前・職業・一部の情報を知っている」ことは、その相手が本物である証拠にはならない、という点を押さえておくことが大切です。

確認すべきこと

  • 電話やメッセージの相手が個人情報を知っていても、それだけで信用しない。心当たりのない連絡は、いったん切って公式窓口の番号を自分で調べてかけ直す。
  • 銀行・公的機関・病院を名乗る連絡で、口座情報、OTP(ワンタイムパスワード)、暗証番号、身分証の写真を求められても渡さない。
  • パスポート、ビザ書類、運転免許証などのコピーを提出する際は、使用目的(例「○○手続き限定」)を余白に手書きして悪用の余地を減らす。

今日または今週すること

  • 身分証のコピーを渡す相手・目的を最小限にし、不要なコピーは安易に共有しない。
  • 自分の職業・年齢・資産に触れてくる「あなた向け」の勧誘ほど慎重に確認する。
  • 不審な連絡や被害があれば、タイ警察のオンライン犯罪通報ポータルやツーリストポリス1155に相談する。退職者など狙われやすい家族にも共有する。

確定情報は当局の公式発表をご確認ください。

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